こんばんは、すいきです。
黒田バズーカ2、GDPショック、解散選挙と波乱続きですが、
海外投資家はまだアベノミクスを支持していると言われていますが、本当なのでしょうか?
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世界の投資家、アベノミクス支持変えず-GDPショックでも (ブルームバーグ)
一応こういった記事は出ていますが、株については短期的な買いの可能性が大です。
ドル円が円安方向に急激に行っているわりには、日本株はそれについて行ってない感じです。
一方で、こっちの方が、最近の欧米の機関投資家やメディアでよく言われています。
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マイナス成長で玉砕する「バンザイノミクス」 (JP PRESS)
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世界が冷笑 ロイター発「ブラックホール化する日銀」の衝撃 (日刊ゲンダイ)
日本ではまだアベノミクス相場と言っている人もいますが、
世界的には既に終わっていて、「バンザイノミクス」と言われています。
旧日本軍が敵戦艦に玉砕覚悟で自爆特攻していたのを参考に作られた造語です。
日本バンザイ!!というわけで、実は世界の投資家から支持なんてされていません。
既に、欧米の投資家やメディアでは、狂っている・・・よくあんなひどい政策を、といった目線で今日本は見られてます。
しかもこの言葉、黒田バズーカの時に一気に広まったみたいで、
GDPショックで日本ヤバイに変わったみたいです。
ただ、為替については、じゃあ株売られて一気にドル円が円高になるかというと、そうも言ってられない状態です。
もちろん、外国の機関投資家が株を売れば、一時的に円高方向へ戻されるでしょうが、
実は今、多くのヘッジファンドで円売り時期を待っています。
その時期はというと、円安に行き過ぎて、日銀が円買い介入するときです。
一部のヘッジファンドは水面下で、日銀+日本政府がバンザイ=アベノミクス政策を失敗すること確定で動き始めています。
円売り介入の時は、円を刷りまくれば良かったのですが、
今度は逆で、外貨準備金以上は円買いできませんから、この上限越えを狙って、
一斉にヘッジファンドが来年以降仕掛けてくる可能性がすごくすごく高まっています。
ただ、日本は外貨準備金をたっぷり持っていますので、そう簡単には負けないとは思いますが、
介入は最初の1回はとても効果があります。
ただ、何度もしていると効果がなくなってきますので、そうなって来るとアウトです。
と、まあそんな感じの最悪のシナリオも今後出てくるかもしれませんので、頭の片隅にでも置いておいて頂ければと思います。
とりあえず、何もなければ年末あたりまでは、円安方向で考えています。
今日はドル円が119円タッチしそうなところまで行ってますが、120円定着はもう少し先かなと思っています。